令和3年度
「防災ラジオドラマ」
シナリオコンテスト


【応募締切】
令和3年6月4日(金)

【主催】
「防災ラジオドラマ」
制作実行委員会

ラジオドラマの視聴はこちらから

今夏、
きみのシナリオが
ラジオドラマに
なる!!


徳島県、徳島大学環境防災研究センター及び株式会社エフエム徳島がタッグを組んで
防災をテーマにしたラジオドラマのシナリオを全国から募集します。

第1回のテーマは
「事前復興」

高校生など年齢は問わず、誰でも応募可能!
ボクたち、ワタシたちが今からできることを、ラジオドラマを通して発信しよう!

キーワードは

#いまやっとく

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「事前復興」Q&A


「事前復興」とは何ですか?

近い将来、徳島県でも発生が予想されている「南海トラフ巨大地震」をはじめとする大規模災害は、一度発生すると、これまで築き上げた「社会の仕組み」や「人々の生活(暮らし)」を一気に破壊し、それまでも進行していた地域の課題を表面化させます。

しかし、万が一こうした災害に被災しても、日常の営みをいち早く取り戻し、速やかに復旧・復興の取組を進めていくことが、その後の地域の暮らしを守ることにつながります。

将来、大規模災害に否応なしに立ち向かっていかなければならない私たちは、普段の生活の中から様々な「リスク」を想定し、普段から「地域づくり」や「被災後の復興に向けた取組」を考え、話し合うとともに、自助(私たち一人ひとりの取組)、共助(相互の助け合い)、公助(政治・行政による支援)の連携のもと、準備をしておくことが非常に大切です。

これら被災前から復興までを見据えるなど、被災前からの復興に向けた様々な取組を、徳島県復興指針(令和元年12月策定)においては「事前復興」と呼んでいます。

「事前復興」の取組として、具体的にどのようなものがありますか?

「事前復興」の取組は非常に個人や家庭でできるものから、町内会や自主防災組織などの地域(コミュニティ)単位でできるもの、商工業や農業、漁業といった特定の分野の取組など、非常に幅広いですが、具体的には次のようなものが挙げられます。

【個人でできる取組】
  • 家庭や町内会でハザードマップを見て、家が壊れた場合の修繕方法やり災証明書の申請方法などをあらかじめ確認しておいたので、すぐに対応できた。
  • 地震保険に加入していたので、お金の心配事が少なくなった。
  • いつも家族の介護に来ていた介護士の方が、事前に支援団体を紹介してくれていたので、被災後早い段階から支援してただくことができた。
  • 避難所に持って行くものを事前に用意していたので、すぐに持ち出せて、避難所でも困ることがなかった。
  • 家族で避難場所や連絡方法を確認していたので、翌日には皆が集まることができ、安心した。
【地域でできる取組】
  • 日頃から町内会や自主防災会等の活動に積極的に取り組んでおり、顔の見える関係ができていたので、復興に向けた話し合いの場をすぐに持つことができた。
  • 災害廃棄物の分別方法や収集場所をあらかじめ決めていたため、ゴミの分別や処理が早く進み、復旧・復興を早く進めることができた。
  • 被災したら、皆で町内の高台に移転しようと話をしていたので、すぐに集団移転の話が進み、他の地域よりも早く移転することができた。
  • 日頃から地域の伝統文化を子どもたちに伝えていたので、被災後も多くの人たちの支えで伝統文化を守り続け、この地域に長く住み続けたいという気持ちを持つことができた。
【事業者、農業者、漁業者の取組】
  • 事業継続計画(BCP)について事前に考えていたので、復旧が早く進み、被害を最小限に抑えることができた。
  • 後継者不足に悩んでおり、新技術の導入を進めていたため、被災後に思い切って切り替えることができ、売り上げの落ち込みを最小限に抑えることができた上、新たな販路の拡大につなげることができた。
  • 仕事仲間でたまにしていた将来の話が元になり、復興計画が早くまとまってよかった。

徳島県では、どのような取組を行っているのですか?

徳島県では、大規模災害から迅速かつ円滑に復興していくとともに、被災前からの「事前復興」に県を挙げて取り組んでいくため、令和元年12月に「徳島県復興指針」を策定しました。

この中には、復興の具体的な手順のほか、県、市町村、事業者等に期待する事前復興の取組を700以上盛り込んでいます。

また、「事前復興」について幅広く県民の皆様に知っていただくため、2020年3月に「事前復興」啓発動画を、4K版、360度VR版の2本公開しました。

これらも、シナリオ制作の参考としてください。

①事前復興Ⅰ ~南三陸から徳島へのメッセージ~(4K動画、約15分)

「事前復興」の道を歩み出した徳島県が、東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の復興事例から「事前復興」のヒントを得ます。

②事前復興Ⅱ ~震災遺構から復興を考える~(VR動画、約10分)

東日本大震災の語り部の方々の話を伺いながら、VRにより震災遺構を巡るバスツアーを体感し、復興について考えます。

私たちの事前復興
#いまやっとく


「車のガソリンを満タンに!」
土橋琢史

「家具の固定!」布川夏帆

「非常持ち出し袋をコロナ仕様に!」
近藤公美

「災害時の行動を家族で話し合う!」
森寛子

新型コロナウイルス
感染症対策


新型コロナウイルス感染症対策とは、具体的にどのようなものですか?

国においては、令和2年5月25日の緊急事態宣言の解除にともない、今後は「新しい生活様式」の定着を前提として、外出の自粛やイベントの開催制限の要請等を緩和しつつ、段階的に社会経済レベルを引き上げることとされました。

徳島県では、これを受けて県民の皆様に実践いただきたい、「新しい生活様式」の内容を以下のように取りまとめ、「安心とくしま」ホームページで公表しています。